ヘッドメールsales@tkflow.com
ご質問がありましたら、お気軽にお電話ください: 0086-13817768896

Api610 ポンプ材料コードの定義と分類

Api610 ポンプ材料コードの定義と分類

API610規格は、ポンプの設計と製造における詳細な材料仕様を規定し、ポンプの性能と信頼性を確保しています。材料コードは、シャフトスリーブ、スロートブッシング、スロットルブッシング、ケーシング、インペラ、シャフトなど、ポンプの様々な部品に使用されている材料を識別するために使用されます。これらのコードは材料の種類とグレードを反映しており、例えば、あるコードはステンレス鋼(316ステンレス鋼など)の使用を示し、他のコードは特殊合金やその他の金属の使用を示す場合があります。具体的には、以下のとおりです。

API610 材料コード: C-6

ケーシング

1Cr13

シャフトスリーブ

3Cr13

インペラ摩耗リング

3Cr13

インペラ

ZG1Cr13

ブッシング

 

ケーシング摩耗リング

2Cr13

2Cr13

ブッシング

     

 

API 材料コードA-8

ケーシング

SS316

シャフトスリーブ

SS316

インペラ摩耗リング

SS316

インペラ

SS316

ブッシング

 

ケーシング摩耗リング

SS316

0Cr17Ni4CuNb

ブッシング

     

 

API 材料コードS-6

ケーシング

ZG230-450

シャフトスリーブ

3Cr13

インペラ摩耗リング

3Cr13

インペラ

ZG1CCr13Ni

ブッシング

 

ケーシング摩耗リング

1Cr13MoS

42CrMo/3Cr13

ブッシング

     

API610におけるポンプ材料コードの具体的な適用例

実際の用途では、これらの材料コードはポンプの設計と製造プロセスの指針となります。例えば、高い耐腐食性が求められる用途では、インペラとハウジングの材質として316ステンレス鋼を選択できます。一方、より高い強度と耐摩耗性が求められる用途では、1Cr13やZG230-450などの特殊合金鋼を選択できます。これらの選択肢により、ポンプは特定の運転条件下で安全かつ効率的に動作し、性能と耐久性の要件を満たします。


投稿日時: 2024年9月24日